敏感肌は、原因と対策をチェックして、正しいスキンケアをきちんと続けることが大事です。
敏感肌用の化粧品(クレンジング・化粧水・ファンデーション)を正しく選んで、正しく使って、しっかりメイク。
「敏感肌」という言葉は医学用語ではなく、化粧品業界の用語です。
「敏感肌」は決まった定義はありませんが、主にストレスや不規則な生活・季節の変わり目などにより、外から少しで刺激があると、角質層のバリア機能が正常に働かなくなる状態のことと考えられています。
具体的には、気温の変化や乾燥した空気、ダニ、ハウスダスト、雑菌、髪に残った洗髪剤や整髪料など、生活の中で避けられない些細な刺激により、肌が乾燥してカサカサするしたり赤くなったり、発疹ができる、洗顔や化粧をするとヒリヒリする・・・など、さまざまなトラブルを起こす肌のことを言うのです。
ただ、「敏感肌」の基準はないようです。
では、具体的にどんなタイプの肌を「敏感肌」と判断しているのでしょうか?
自分が「敏感肌」だと言う人は、だいたい次の5つのタイプに分かれます。
◆化粧品の中の何かの成分が肌に合わず、かぶれたりしてトラブルをおこしてしまうタイプ。
◆皮膚科へ行くほどのトラブルはないが、「敏感」を「デリケート」「繊細」などとイメージで敏感肌を名乗るタイプ。
◆間違ったスキンケアが原因でトラブルを起こし、皮膚を敏感にしてしまい皮膚科に通うタイプ。
◆ストレスや睡眠不足、生活環境による刺激など、時々不安定な肌となってしまうタイプ。(最近増加傾向)
◆敏感肌用の化粧品であればトラブルを起こすことはないだろうと安心してしまっているタイプ。
このような5つのタイプの女性が増えてきています。
そしてこの「敏感肌」志向が化粧品の質や安全性を高めるひとつの要因になっているようです。