敏感肌は、原因と対策をチェックして、正しいスキンケアをきちんと続けることが大事です。
敏感肌用の化粧品(クレンジング・化粧水・ファンデーション)を正しく選んで、正しく使って、しっかりメイク。
敏感肌は、角質層が荒れてバリア機能が弱まっているので、外部からの刺激が皮膚の奥まで伝わってしまいます。
敏感肌の人は、低刺激の基本化粧品でのスキンケアを心がけましょう。
スキンケアのポイントは、肌にうるおいをたっぷりと与えて、肌のバリア機能を回復させてあげることです。
最近は敏感肌の実体がわかってきたので、化粧品はトラブルを起こさないケアから、壊れたバリア機能を肌が自分で回復させるようなケアへと変わってきています。
敏感肌の人が美白化粧品を使用する際は、必ず肌が落ち着いている状態の時にしましょう。
美白化粧品は低刺激の美容液をプラスする程度が安心です。
敏感肌でもトラブルが起きないように、ビタミンC誘導体やプラセンタエキスの配合された美白ローションなどもよいでしょう。
逆に敏感肌の人が使用を控えた方がいい化粧品は、AHA系の成分、はがすパック、スクラブ、角質ケア製品などです。
保湿化粧品は、バリア機能を回復させる化粧品がおすすめです。
ヒアルロン酸などの保湿剤で肌にうるおいを与えながら、かゆみやヒリヒリを止めるクリーム、敏感肌の炎症や赤みを抑え、皮膚の再生を促して抵抗力をつけるパック、天然アミノ酸洗浄成分配合の石けん、肌荒れ防止のメイク落としなどがよいでしょう。
特にセラミドが配合されているものを選ぶようにするとよいでしょう。セラミドは美容液やクリームに含まれることが多く、肌の保湿能力を高め、水分を増やすことができます。
しかし、セラミドが配合されている保湿剤だからといって安心はできません。その含有量も大切になってくるからです。セラミドの濃度は1%〜2%ぐらいが適量といわれていますが、もっと少なく配合されている場合が多々あります。
敏感肌の人は、自分の肌に合った刺激の少ない保湿化粧品を選ぶようにしましょう。
うるおいを与えるケアと同時に、落とすケアの加減が大切です。