敏感肌は、原因と対策をチェックして、正しいスキンケアをきちんと続けることが大事です。
敏感肌用の化粧品(クレンジング・化粧水・ファンデーション)を正しく選んで、正しく使って、しっかりメイク。
AHAとは、古い角質をはがして肌の新陳代謝を促進して、肌を整える働きのあるフルーツ酸のことです。
ケミカルピーリングに使用されることで注目を集めています。
アクネ菌とは、にきびをつくる細菌のことです。
にきびは、毛穴に皮脂がつまって、アクネ菌が増えたときに起こる炎症です。
アクネ菌が持っている分解酵素リパーゼが原因で、このリパーゼが皮脂を分解すると脂肪酸になり、これが炎症を引き起こします。
にきびを予防するには、できるだけ皮脂を取って皮膚の角化を防いで、アクネ菌が増える原因を取り除くことが大事です。
今増えている20代から30代のにきびは、ストレスで皮脂の分泌が過剰となっているのが原因です。
アトピー性皮膚炎は、アトピー体質の人に起こる皮膚の炎症です。
肌が粉をふいたようにカサカサして、かゆみを伴います。
かくと皮膚が赤くただれてしまい、悪化すると皮膚が硬くなって厚みを増し、くすみもできてしまいます。
最近はダニやハウスダストのアレルギー、肌のバリア機能の低下、ストレスなどが原因で、大人になってから再発する人が増えています。
季節の変わり目や乾燥する冬はアトピーが出やすい時期なので、保湿を十分にするなど、ケアをしっかりしましょう。
アルコールは、化粧品の消毒作用や収れん効果があり、化粧水やクリームなどの基礎化粧品に含まれています。
アルコールは蒸発する時に皮膚の水分と皮脂を奪ってしまうので、敏感肌の人はバリア機能が低下して、肌荒れの原因となる場合もありますので、特に乾燥する時期は気をつけましょう。
アルブチンは、美白化粧品に含まれているしみを予防する有効成分です。
メラニン色素ができるのを抑える働きがあり、しみをつくりにくくします。
敏感肌の場合は、アルブチンが刺激となる場合もありますので注意してください。
アレルギーとは、体内に異物を入れないように抗体が過剰に反応し、炎症などを起こすことです。
いったんアレルギー反応を起こしてしまうと、抗原に触れると反応するようになります。
肌のアレルギーがかぶれです。
一次的な刺激のかぶれとは異なり、すぐには症状が出ない場合もあります。
直接かぶれの原因が思い当たらない時などは、皮膚科で診察してもらいましょう。
医薬部外品とは、例えば化粧品に医薬部外品と表示されている場合は、化粧品メーカーが厚生労働省に申請して、医薬的な効果がある程度は認められるという認可を受けたもので、医薬品と化粧品の中間に位置します。
医薬部外品は医薬品ではないので、治療効果はありません。
予防のための有効成分が含まれている、という意味です。